はじめまして。
ワコと申します。
現在、パニック障害等で通院中。
パニック障害とは、かれこれ13年ほどの付き合いとなります。
なんとなく飲み続けてきたアルプラゾラム(ソラナックス)を断薬したいと思い、ブログを始めました。
よろしくお願いします。
私の病歴と服用していた薬について
パニック障害と診断されてから10年以上、心療内科にお世話になっているのはもっと長期間です。
病歴
小学生
ストレスから食事がとれなくなる。
初めて心療内科にかかる。
『適応障害』と診断される。
服薬はせず、カウンセリングでの治療。
順調に回復し、カウンセリングは卒業。
2002年頃
またまたストレスから体調を崩し、小学生の頃に通っていた心療内科へ。
この時から抗不安薬を処方されるようになる。
カウンセリングも受けていました。
- デパス
- ドグマチール
2005年頃
またまた体調を崩し、今度は別の心療内科へ。
服薬による治療のみ。
カウンセリングは心療内科では受けられなかったので受けず。
- ソラナックス
2007年頃
外食中にパニック発作を起こす。
その後、しばらくして電車の中でも発作を起こす。
今まで通っていた心療内科が閉鎖となったので、転院。
転院先ではカウンセリングも受けていました。
『パニック障害』と診断される。
一番ひどい時は、トイレやお風呂に行くのも恐怖で、自分の部屋から出るのが大変でした。
外出は困難で、まずはベランダに出るところから練習し、母の付き添いで少しずつ外出ができるようになりました。
また電車に乗れるようになるまで3ヶ月ほどかかりました。(付き添いあり)
付き添いなしで一人で電車に乗れるようになったのは、さらに数ヶ月後。
2011年頃
しばらく調子が良かったのですが、震災の影響もあり(私が住んでいる地域には被害はありませんでしたが)また体調を崩す。
薬の種類を増やして、改善。
- ソラナックス
- ルボックス→リフレックス
2013年頃
一人で新幹線や飛行機に乗れるほどではありませんが、体調はまあまあ順調だったので、飲んでいた薬のうち一種類を減薬→断薬。
副作用で太れていたのがなくなったために、かなり痩せてしまう。
副作用の眠気もなくなったので、夜寝るのが難しくなる。
ずっと飲み続けていたソラナックスが、なんとなく効かない・なんとなく眠れないで徐々に増えてしまいました。
現在
薬があれば、日常生活でパニック障害の予期不安はほとんどありません。
過剰なストレスがかかる場面でパニック発作が起こることはたまにありますが、なんとなく対処できています。
会食恐怖&嘔吐恐怖があるので、外食は苦手。
一人前を完食するのは無理ですが、居酒屋などでシェアしてちょっとずつ食べるのは大丈夫。
頓服を飲めば一人で電車に乗るのも大丈夫です。
誰かと一緒なら新幹線など長距離も問題なし。
カウンセリングは2015年頃に卒業。
「パニック発作が起きても自分で対処できているので、カウンセリングを受けなくても大丈夫です」と言われました。
薬について
今までに飲んだ抗うつ薬や抗不安薬は5種類です。
- エチゾラム(デパス)
- スルピリド(ドグマチール)
- アルプラゾラム(ソラナックス)
- フルボキサミン(ルボックス)
- ミルタザピン(リフレックス)
デパス
初めて飲んだときに、すぐにボーっとして辛い精神の症状がおさまったのをよく覚えています。
ごく少量を飲んでいて、調子が良ければ飲まないという感じだったと思います。
ドグマチール
抗うつ薬として処方されていたのかな?
数年飲みましたが、生理不順と乳汁分泌の副作用が気になっていたので、自分でちょっとずつ減薬→断薬しました。
ソラナックス
デパスの代わりに出るようになった薬です。
最初は一日2回の服用だったのが、頓服が増え、今では一日3回+頓服になっています。
1回0.2mg、頓服は0.1~0.3mgを自分で錠剤を割って飲んでいます。
2005年頃から10年以上飲み続けています。
ルボックス
パニック障害と診断されたときに処方された薬。
副作用の吐き気と「○にたい○にたい○にたい…」という気持ちが沸き起こってくるのが怖すぎたので、一ヶ月経たずにやめました。
リフレックス
SSRIは副作用が強いけど、副作用の少ないものがあるよと言われて飲み始めた薬です。
確かに調子は良くなりました。
食欲が出て、それまで痩せすぎていたのがほどよく太れたし。
夜はガクッと意識を失うように寝てしまうのと、毎晩大袈裟な夢を見るようになりました。
調子がよくなってきたので、ほんの少しずつ減薬して断薬しました。
断薬による離脱症状は出なかったと思いますが、副作用の食欲増進と眠気がなくなったので、かなり痩せてしまって寝付きが悪くなりました。
これは現在も続いています。
このブログについて
当ブログ『パニック障害・ソラナックス断薬への道』は、私自身の体験談を綴ったものです。
私はパニック障害の患者であり、医療の専門家ではありません。
現在は服用中の薬を減薬していますが、ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、急に減薬・断薬をすると離脱症状が起きる可能性が高いといわれています。
病状や体質、服用薬の種類などは個人差がありますので、当ブログの内容をそのまま真似することのないようにしてください。
減薬・断薬は、医師の指導の下で行ないましょう。
当ブログに書いてある内容は、あくまでも一個人の体験談としてお読みいただければ幸いです。