めまいなどの体調不良に悩まされていましたが、少しの増薬&ステイで落ち着いてきました。
まだ本調子ではないですが、日々少しずつ良くなってきていて回復の兆しが見えていると気持ちも明るくなりますね。
減薬はとにかく慎重に
今回、体調を崩したことで減薬のペースを見直すことになりましたが、とにかく慎重にいくことが大事だと実感しました。
しかも、減薬が進むほど、より慎重にならなければいけない。
これまでに減断薬に成功された方のブログをいくつも拝読しましたが
減薬が進むと、減薬のペースを落としている
という方が多いです。
これはなぜかというと、たとえば
「100mlの水溶液から1ml抜いて減薬」
というペースで減薬を進めているとします。
1%ずつの減薬となります。
順調に進んで、服用する水溶液が50mlまで減ったとします。
これまでと同じように1ml抜くと
50ml-1ml=2%
50mlから1ml抜くことは、100mlに換算すると2ml抜いているのと同じになってしまう。
減薬開始当初の1%よりも、倍量の減薬を進めていることになります。
水溶液の濃度が違うので厳密にはこの通りではないと思いますが。
そりゃ、体への負担が増えるはずだ…
私はまさにこのワナにかかっていて、50%台まで減薬を進めているので、1%抜いているつもりでも2%近い減薬をしていることになっているんですね。
それなのに、ちょっと減薬のペースを速めようとしていた…

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このペースの減薬は、今はやめています。
むしろ、減薬が進んだら減薬の量を減らすかステイの期間を長くする必要があります。
今は体調が万全になるまでステイ中ですが、また減薬を始めたら今までよりもゆっくりのペースで減薬していこうと思います。
これから減薬を始める方は、私と同じ轍を踏まないように気をつけてくださいね…!
というか、これまで減断薬をしてこられた先輩方も同じことを仰られていたと思うのですが…
ちゃんと勉強しているようでできていなかったなと思いました。
「私は大丈夫」
って思っちゃうんですよね、どうしても。
ゆっくりペースで減薬することは何よりも大事なのですが、ペースを落とすことで服用期間がどんどん延びていくというデメリットはあります。
短期間の服用から断薬を目指している方は、途中からペースを落とすことを踏まえて、スタートの減薬量を少なくしすぎないことも頭に入れておいたほうがいいかもしれません。
最初から1%ずつの減薬で途中からさらにペースを落とすとなると断薬完了までに2年くらいかかってしまいます。
数ヶ月の服用だったのに減薬で2年もかけるのは現実的ではないような…
もちろん、離脱症状が出るなら減薬量は最小限でなければいけません。
服用期間どうこうよりも、ご自身の体調と相談しながら行なってください。
私の場合は、服用期間が10年以上と長いので、減薬に時間がかかっても「ま、いっかー」って感じで捉えています。
数ヶ月延びたところで、誤差かなって。
完全に断薬できなかったとしても最小限の量で大丈夫だったら、そういう結果もありかもしれないとも思っています。
それくらいの気持ちで、ゆっくり進めることが心が折れずに進められるコツかなと思います。