心と体調のこと

コロナに気持ちが押しつぶされそうなときに考えたいこと

世界的に猛威をふるっているコロナウィルス。

ニュースでは、どんどん感染者が増えていっている情報や、自粛を強いられ大変な思いをしている人の話など、気が滅入る内容ばかり流れてきます。

私も結構疲れてきてはいるのですが、そんな毎日だとしても、少しでも気持ちが楽になる方法を日々実践しています。

コロナ疲れになっていませんか?

毎日毎日

感染するかもしれない…
仕事がなくなるかもしれない…
これからの生活が立ち行かなくなるかもしれない…

こんな心配をして、疲れ切っている方も多いのではないでしょうか。
平気な人も、今までとは違った生活になり、多少の不便は感じていると思います。

通常とは違う状況が続くと、ストレスが溜まって疲れてきます。

コロナ疲れを少しでも和らげる方法

こんな状況で、疲れない・不安にならないのは難しいことだと思います。
心身ともに健康な人でもそうですから、メンタル疾患があったり、減断薬中の方なら不安になって当然です。

こんなに不安を抱える私は弱いのかもしれない…

なんて、悩む必要は全くありません。

大変な状況でも、少しでも気持ちを楽にできる方法があればいいですよね。

特に「自分の心を守ること」に重点を置いた方法や考え方をご紹介します。

ニュースはなるべく見ない

毎日何人の感染者が出たとか、どこの県でクラスターが発生したとかは、知っていても知らなくても生活にさほど影響はないと私は思います。
感染者がどれだけ増えようが、できるのは『感染しない・周りにうつさないための行動』だからです。

たとえば、自分が住んでいる町に新たに感染者が出たとしても、感染者がいなかった頃と気を付け方は変わらないですよね。(感染する可能性が上がるかも…って不安にはなりますけど)

  • できる限り外出しない
  • 手洗いや消毒をしっかりする
  • 外出しなければならないときは、マスクをして、人との距離を2m以上あける
  • 免疫力を下げないために、規則正しい生活をする
  • こまめに換気する

こういった対策を、きっちりするしかないんですよね。
満員電車に乗らなければならない方や仕事でたくさんの人と接する方などは、対策しようと思っても万全にはできないという場合もあるかもしれませんが…

 

特に、ワイドショーなどはセンセーショナルな話題で人々の心を揺さぶろうとするので(そういう内容の方が視聴率が取れますから)心身が弱っている人にとっては刺激が強いです。

一日に一回か数日に一回程度、事実を淡々と伝えるだけのニュースやネットニュースの見出しだけチェックすれば最低限の情報は入ってきます。

家族や友達から大まかな情報だけ話してもらって、自分は一切ニュースを見ないというのも一つの方法です。

気が合う人と会話する(オンラインで)

友達や大切な人と会って話せば、ストレス解消になりますよね。

でも今の状況ではそれも難しいので、オンラインでの会話がおすすめです。

  • 電話
  • LINE通話(ビデオ通話も)
  • Skype
  • Zoom

私も何度かZoomやLINEのグループ通話を使って、友達と話しました。

複数の人たちと顔を見ながら話せて、好きなものを食べたり飲んだりしながら楽しく過ごせるので、これはいい!と思っています。

特に、会食恐怖症がある人は、普段の飲み会に参加できずに肩身の狭い思いをしてきたのではないでしょうか。

オンライン飲み会なら、会食恐怖症でも気兼ねなく参加できます!

ちょっと体を動かす

外出自粛で家にいると、体は凝り固まるし、気持ちも滅入ります。

自宅でできる軽い運動や、人通りが少ないところをちょっと散歩するのは、健康にもいいし気分転換になります。

私は、毎日少しですが散歩するようにしています。日光を浴びるのも大事ですよ。
あとは軽いストレッチなど。

お灸も毎日やってます。

自宅でセルフお灸をしよう!お灸の効果と自分に合った選び方鍼灸院がおすすめという記事を前回書きました。 頻繁に通えるといいんですが、保険がきかないので金銭的に厳しい… 鍼灸院に行けな...

必要以上に恐れすぎない

感染者がどんどん増えていて、いつか自分も感染するかもしれないと思うと、怖くてたまらないですよね。

でも、怖がろうが不安になろうがどうしようが感染するときはするし、しないときはしないのです。

コロナで死ぬかもしれない!怖い!

って思うかもしれませんが、コロナじゃなくても、人間はいつ死ぬかわからないものです。
明日突然事故や病気で死ぬかもしれないし、そのいつ来るかわからない死を恐れても仕方がないと私は思います。
心配だし不安ですけどね…

今の自分にできることをちゃんとやったら、あとは天に身を任せるくらいの気持ちで良いのではないでしょうか。

情報を違う視点で見てみる

現在、世界中でコロナウィルスが蔓延し、感染者や死者が多く出ていることは事実です。

でも、人によって視点が違うんですよね。

都市を完全に封鎖しないと、医療崩壊して全体の何十%は死んでしまう

と主張するする人もいれば、

無症状の感染者が何十倍もいると考えられるので、実際の死者の割合はインフルエンザよりも少ない。
だからこのウィルスは経済活動を止めてまで恐れるものではない

こう主張する人もいるんです。
視点が違うだけで、全く逆の意見が出てくる。

どちらが正しいのかは、専門家でも意見が分かれるので、我々素人にはなかなか判断が難しいところです。

楽観的にも悲観的にもなりすぎず、どちらの意見も取り入れた上で、自分が辛くならない方を選べばいいと思います。
あくまでも、心がしんどいときの応急処置としてですけどね。

怒るのは元気な人に任せる

こういう状況ですから、世界中のたくさんの人が我慢や苦痛を強いられています。

政府からの補償が二転三転するとか、小さい布マスク2枚ってどういうことやねん!とか(これにもちゃんと意味があると思いますが)
そういうことに対して、怒りの気持ちが湧いてくるのは仕方ないこと。

 

でも、そこで毎回怒ってたらしんどいですよね…

怒りや恨みの感情って、心身共に消耗するんですよね。

減断薬中でただでさえ不安定な状態の中で、世間に目を向けてあれこれに怒ったり恨んだりしていると、どんどん調子が悪くなってしまう可能性があります。

怒りを抱くのは悪いことではないし、感情を吐き出すことも大事です。

でも、ほどほどにしときましょう

自分の意見を政府に伝えたい!なんとか状況を変えたい

こういう思いはあって当然ですし、声を上げることで改善されることもあります(実際に、和牛券が現金での補償になりましたね)

でも、体調を崩していたり不安定な状態の私たちがやらなくても、頑張ってくれる人たちはたくさんいます。

そういう人たちに託しましょう。

そして、私たちは休みましょう。
体調を崩して病院に行かなければならなくなったら本末転倒です。

調子を崩している人ができるのは
「自分自身を整えること」

これをすっ飛ばして、周りの人を助けたいとか制度を変えたいと行動するのは大変なんじゃないかなと思います。

とにかく自分を楽にする方法を考えよう

今現在、生活するためのお金に困っているとか、家族や大切な人が大変な思いをしているという状況なら、こんな風に考えるのは難しいかもしれません。

それでも、こんな大変な状況だからこそ、一番大切なのは「自分を守る」ことだと思います。

心身がある程度シャンとしていれば、少々の困難は乗り越えられます。
調子が整っている状態なら、冷静な判断をすることもできるし、とっさの時に行動することもできます。

外に目を向けていろんなことを心配して調子を崩してしまうよりも、まずは自分に目を向けて、自分が楽になれる方法を見つけながら過ごすといいんじゃないかなと思います。

私もなかなかうまくいかなくて、たまにすごくしんどいときもありますけどね(^^;)

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POSTED COMMENT

  1. まる より:

    ソラナックス長期服用です。急減薬してしまい離脱が落ち着かずで辛いです。
    前向きな思考や減薬法など とても参考になります。早くに出会いたかったblogのです。
    一つ聞きたい事があります。減薬して不眠はないですか?もし、ありましたら対処法を、お聞きしたいです。

    • ワコ より:

      まるさん
      コメントありがとうございます。
      返信が遅くなってしまい、大変申し訳ございません。
      参考にしていただけて光栄です。
      私は減薬が理由の不眠は今のところありません。
      全然寝付けない日はあるのですが、そういう時は開き直って起きています。
      でも、連日不眠が続くようだと心身ともに負担になりますよね…
      お力になれず申し訳ないです。

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