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【読書】頑張らなければ、病気は治る

『頑張らなければ、病気は治る』樺沢紫苑 著

精神科医で数々の本を執筆され、Youtubeの動画も話題の樺沢先生の本です。

医者や病院を変えずに、薬も治療法も変えずに、患者さんが自分の「考え方を切り替える」だけで、今まで治らなかった病気を治す方法を書きました。

って書いてあるんです。

すごく読みたくなりませんか?

実際に、この本に書かれているような考え方に切り替えることができれば、病気は治ると私は思いました。

「頑張らなければ、病気は治る」ってどんな本?

樺沢紫苑先生は「インプット大全」「アウトプット大全」などベストセラーを数多く執筆されている精神科医です。

Youtubeにも多数の動画を投稿していらっしゃって、精神科医として患者さんや悩みを抱えている人の質問にサバサバと答えていくスタイルが人気です。

精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル

 

今回紹介する本は、タイトルからして惹きつけられますよね。

 

定価で買える書籍版のリンクが見つからなかったので、Kindleと楽天BOOKSの電子書籍版のリンクを貼っておきますね。
Kindle Unlimitedに加入していれば無料で読めます。

こんなに頑張ってるのに病気が治らない…

私は、うつやパニックなどの精神疾患を改善したり、減断薬をスムーズに進めるには、考え方がとても重要だと思っています。

病気を治すために躍起になって頑張ったり、薬や病院・医師に対して強い恨みを持ったりすると、それ自体がストレスとなります。

健康な人だって、頑張りすぎると心身に負担がかかりますよね。

病気を治すための行動だって、頑張りすぎると良くないんです。

病気を治すために大切なことは

この本には、病気を治すための考え方や、その考え方になれる方法が書かれています。

特に大事なのは

  • 頑張らない
  • 受け入れる

この2つだと思います。

いろんなことを頑張りすぎたから病気になったのに、病気を治すために頑張ってたら、そりゃ治らないですよね。 治すために必要なのは、頑張るのをやめること。 体のために運動や良い食事を取り入れるのは大事だけど、それも無理して頑張ってたら負担になるよね。 楽しめる範囲でやればいい。

このツイートは、この本を読んで感銘を受けてつぶやいたもの。

パニックやうつになる人は、もともと頑張り屋さんが多いです。
治そうと思って治療法を真面目に頑張ってしまう。

それではなかなか病から抜け出せないのかもしれません。

 

この本で、一番グッときた文章はこれ。

「病は気から」といいますが、逆も成り立ちます。「治るも気から」なのです。

この「治るも気から」って、本当にその通りだと思います。

病気を恨んで、病気に抗って、病気と闘って、病気に悩んで…
そういう状態から抜け出して、病気を受け入れて前向きに過ごせるようになると、自然と治っていくんだろうと思います。

前向きになるって、無理してポジティブになるんじゃないですよ。

治ってもいいし、治らなくてもいい。
今よりちょっとよくなる状態を目指す。

それが大切なんですね。

こんな人におすすめ

  • うつやパニック、その他さまざまな疾患の方
  • 「なんで自分ばっかりこんな目にあうの」と絶望している方
  • ベンゾ系薬や、処方した医師への恨みが消えない方
  • いろんな健康法を試しているけど一向に良くならない方
  • 「一生治らないかも」と不安な方

こういう思考から抜け出すことができれば、もう治ったも同然です。
めちゃくちゃ楽になります。

症状がひどくて毎日辛いと、なかなかこの本に書かれていることを受け入れるのは難しいかもしれません。

でも、今は無理でも、いつか考え方を変えられるきっかけになるかもしれない。

その人に合ったタイミングがあると思うので、一度読んでみて受け入れられないと思っても、いつかすんなりと読める日が来るんじゃないかなと思います。

私は、物事を楽に考えられるようになって、体も楽になりました。
だいぶ生きやすくなったなと思います。

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